2025年10月19日(日)、ミュージカル「アニー」のアニー・孤児役オーディションの合格者の発表が行われました。

ミュージカル「アニー」のオーディションは、毎年一般公募により募集が行われ、年長~中学3年生までの子供達が動画・書類書類に挑み、通過した約300名(アニー・孤児役のみ)が実技審査へと進みました。そして、最終日には運命の合格発表!受験者・保護者・マスコミが同室に集まり、各役の名前が2名ずつ呼ばれる事になります。
発表までの待機時間の子供達の様子は様々。「あと3分くらいだよ。」と迫ってくる時間をカウントダウンする子も居れば、「緊張する。」「後悔したくない。」などど緊張に耐えられない心の声が思わず漏れる子が居る一方、「どこのカメラ?」と聞いたりするマイペースな子も居たり・・・。やがて小さい子数人で「おねがいおねがい」の小さな声での合唱が始まるなか、山田さんを始めとしたスタッフ陣が入室。
演出の山田和也さんからのコメントがあり、「楽しかったですか?」の第一声に「はい」と元気良く答える子供達。続いて同じ質問を振られた振付・ステージングの広崎うらんさんは「いやぁ、大変でした。」と、審査での疲労を吐露。
総評では、「選ぶっていう事が、大変なんですよ。それほど差は無いし、一人一人の頑張りや良いところはちゃんと見えてくるんですよ。でもそのなかから選ばなければいけないので・・。毎年言ってますけど、本当は全員とやりたいの。」と審査側としての本音を述べた後・・・。
「これから名前を呼ばれる人も呼ばれない人もいるんですけど、呼ばれなくてもがっかりしないでほしいし、呼ばれたからって天狗にならないでほしいです。」
「選ぶのが難しいって事は、逆な言い方をすると、ものすごく優れている子がいないって事にもなるんですよね。もしかすると、『もっともっとみんなの良いところが出る様になるんじゃないか?』『上達する余地が残っているんじゃないかな?』という気持ちもあります。もうひと頑張りをすると、『やっぱりこの子が選ばれて当然』というオーディションも出来るんじゃないかと思っています。」
「次に何かのオーディションに挑戦するとしたら、もっともっと頑張れるんですよ。みんなが切磋琢磨すると一人一人がもっともっと成長が出来るし、観に来るお客さんも素敵な作品が観られる様になる。そういう日本のミュージカルになるとさらに良いかなと思ったので、付け加えておきます。」と未来を担う子供達へ激励が送られました。
最後に「みんな本当に良くやりました、ありがとう。」という労いの一言を掛けると、いよいよ合格者の発表。モリー役から順に発表され、最後に主役となるアニー役の発表。多くの人々が固唾を飲むなか、名前を呼ばれたのは下山夏永さん(小4)・牧田花さん(小4)の二人。最後に全員でトゥモローを歌い、合格発表は終了しました。









2026年丸美屋食品ミュージカル「アニー」のアニー・孤児役の14人は以下の通りです。



2026年ミュージカル「アニー」アニー・孤児役
※チームバケツ・チームモップの順
アニー役
下山 夏永(しもやま かえ)【D61】
牧田 花(まきた はな)【D1】
モリー役
河野 愛莉(こうの あいり【A31】
板橋 都杏(いたばし とあ)【A41】
ケイト役
小林愛佳(こばやし まなか)【C21】
水川萌絵(みずかわ もえ)【B9】
テシー役
ジュリアーニ・ジャスミン(じゅりあーに・じゃすみん)【D37】
濱川桃可(はまかわ ももか)【D48】
ペパー役
福澤果歩(ふくざわ かほ)【F10】
安江杏珠(やすえ あんじゅ)【E22】
ジュライ役
岡野心愛(おかの ここあ)【G2】
服部來愛(はっとり くれあ)【F41】
ダフィ役
成瀬綾菜(なるせ りょうな)【G22】
後藤久瑠実(ごとう くるみ)【G25】
■公演名:丸美屋食品ミュージカル「アニー」
■日時:2026年4月25日(土)~5月11日(月)
■会場:新国立劇場 中劇場
■公式サイト:https://www.ntv.co.jp/annie/
■脚本:トーマス・ミーハン
■作曲:チャールズ・ストラウス
■脚本:マーティン・チャーニン
■演出:山田和也
■音楽監督:小澤時史
■振付・ステージング:広崎うらん
他


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