2025年4月19日(土)に開幕する丸美屋食品ミュージカル「アニー」の初日前会見と公開ゲネプロ(チーム・バケツ)が初日前日(18日)に行われました。

初日前会見に登壇したのは、アニー役丸山果里菜(チーム・バケツ)・小野希子(チーム・モップ)大人キャストの藤本隆宏(ウォーバックス役)、須藤理彩(ハニガン役)、愛原実花(グレース役)、赤名竜乃介(ルースター役)、浜崎香帆(リリー役)。そして2019年からサンディ役として出演し、チーム・モップで小野とタッグを組む家康も、アニー二人に寄り添いながら会見に参加しました。
撮影中、可愛らしくお利口な家康の振る舞いなどもありながら、終始笑いに溢れたフォトセッションが終わると、会見が始まりました。
初日を迎える現在の心境を問われ、「千秋楽まで舞台を成功させたいです(丸山)。」「初日から千秋楽まで頑張ります(小野)。」という一声から始まった会見では、「アニーを演じるにあたり、お互いに相談したり話し合ったりした事はありますか?」問われ、「これはどの様に動いていたっけ?とか忘れちゃったところとかを希子ちゃんに聞いて、話し合ったりしていました(丸山)。」「ここはどういう気持ちなんだろう?とか、一杯果里菜ちゃんと話しました(小野)。」とお互いを見つめながら語り掛ける様に返答。
ついに本番が始まる今、オーディションに受かった時から今までの心境を改めて問われ、「選ばれた時は『本当にアニーなの?』っていうくらい、夢のなかに居る様で、めちゃくちゃ嬉しかったです。今衣装を着て、『本当にアニーなんだな・・・』って気持ちで。とにかく元気で明るさ100%のアニーを演じていきたなと思っています(丸山)。」「受かった時は夢の様な気持ちで・・・明日初日を迎えるから、緊張するけど、楽しみな気持ちもあるし、明日から頑張ります(小野)。」とコメント。
上田・大阪・名古屋での公演が予定されている夏のツアーにももちろん出演のアニー二人は、楽しみにしている事を問われ、「大阪で子供達は朝昼晩とお弁当を出してもらえて、お昼はキャラ弁と聞いて・・・キャラ弁を食べるのが楽しみです(丸山)。」と聞いて、笑いながら初めて知った様子で少しざわつく大人キャスト。「みんなで新幹線に乗ったり、ホテルに泊まるのがすごく楽しみです(小野)。」と言った様に、二人とも舞台を降りるとそこは普通の小学生という微笑ましいコメントでした。
最後に観てほしい点を「心の変化(丸山)」「前向きさと明るさ(小野)」と語った二人が主演を務める丸美屋食品ミュージカル「アニー」東京公演は、2025年4月19日(土)~5月7日(水)の期間、新国立劇場中劇場にて上演。










丸山果里菜(まるやまかりな)
オーディションで選ばれた時は、「本当にアニーなの⁉」と夢の中にいるようで嬉しかったです。衣裳を着たことでより実感して感激しています。舞台上では特に、アニーの気持ちの変化に注目してほしいです。大阪公演のお昼ご飯がキャラ弁と聞いて、それを食べるのがとても楽しみです。 明日から初日ということで、千秋楽まで舞台を成功させたいです。とにかく元気で明るさ 100 パーセントのアニーを演じていきたいです。
小野希子(おのきこ)
明日が初日ということで、とても緊張していますが楽しみな気持ちです。果里菜ちゃんと、舞台上の動きやアニーがどんな気持ちなのかなど、たくさん話し合いました。アニーが持つ前向きさ、明るさ、そして面白さといった魅力が、40 年という長い間愛され続けている理由だと思います。地方公演で楽しみなことは、みんなで新幹線に乗ってホテルに泊まることです。 アニーの前向きな気持ちを、観客の皆さんにぜひ見てほしいと思っています。初日から千秋楽まで頑張ります。
藤本隆宏
アニーが日本で上演されて今年で 40 年目になります。40 年続くことはすごいことですが、そんな記念すべき公演に出演させていただけること、そしてこの作品がいかに素晴らしく、愛されているかということを感じながら精一杯演じていきたいです。今回 8 回目の出演となりますが、とにかく稽古場がいい雰囲気なので素晴らしい作品をお届けできると思います。アニーを演じる 2 人がとても純粋で、自分の思いを自分の言葉で伝えてくれるので、そのピュアさが素晴らしいと思います。
この作品は幅広い年代にお楽しみいただいていて、役者を目指す子どもたちにも夢を与えられる作品でもあるので、長く愛されるのだと思います。
須藤理彩
笑いの絶えない充実した稽古であっという間の期間でした。同じ作品でキャストの異なる再演は初めてで、「同じ作品でもキャストが変わるだけでこうも変わるなんて!」と作品の深みと魅力を改めて実感しています。愛してやまないことは「睡眠」です。寝るのが好きで娘よりも多く寝てしまいます。この公演も体力を使うので、睡眠を大切にしています。
愛原実花
稽古期間中が本当に楽しかったので、初日を迎えることが楽しみです。カンパニーで過ごす稽古期間が幸せな日々で、その雰囲気が客席の皆さんにも伝わるんじゃないかと思っています。楽しん
でいただけるように頑張ります。カンパニーのみんなに対しては家族みたいな愛を感じていて、作品の中でも家族のあり方についてのメッセージが含まれています。いろんな形の家族愛を「アニー」の舞台上からお届けしたいです。
赤名竜乃介
長く愛されている作品に出演することができて本当に光栄に思います。ひとつのピースとして素敵な作品を最大限届けられるように明日から千秋楽まで丁寧に演じていきたいと思いますので、どう
ぞよろしくお願いいたします。稽古場最終日に「♪イージーストリート」の振付が少し変わったんです。最後の最後まで作品が良くなるようキャスト・スタッフ全員で高みを目指している姿に、「これがエンターテイメントだ!」と思って感動しました。早く初日の幕が上がってほしいで
すし、全員無事に走り切りたいという気持ちでいっぱいです。
浜崎香帆
稽古期間はあっという間に過ぎましたが、劇場入りをしてからウィッグを付けて、衣装を着る事で自分が役に入りきったなと思います。
公演は夏まで続くので、体調を万全に整えて全員で走りきりたいです。私もリリーとして舞台上で暴れ回りたいです(笑)。稽古中は 3 人のシーンが多かったのですが、初めての通しで「♪イージーストリート」をキャストの前で演じた時にすごく反応がよくて、とても嬉しかったです。その時の嬉しい気持ちを糧に頑張っていきたいで
舞台は1933年、世界大恐慌直後の真冬のNY。街は仕事も住む場所もない人であふれ、誰もが希望を失っていました。そんな中、どんな時も夢と希望を忘れないひとりの少女がいました。11歳の赤毛の女の子、アニーです。11年前に孤児院の前に捨てられていたアニーは、いつか本当の両親が迎えに来ると信じて暮らしています。
ある日、なかなか迎えに来ない両親を自分から探しに行こうと、院長のミス・ハニガンに見つからないよう、こっそり孤児院を脱け出しますが、すぐに警官に捕まって連れ戻されてしまいます。ふとしたきっかけで、大富豪オリバー・ウォーバックスの秘書グレースと出会ったアニーは、ウォーバックスの自宅で休暇を過ごすことになります。
前向きなアニーに魅かれたウォーバックスは、養女にしたいと考えますが、彼女は本当の両親のことが忘れられません。けなげなアニーの気持ちに心打たれたウォーバックスは、懸賞金をかけてアニーの両親を探そうとするのですが、お金を目当てに大勢の人々が自分こそアニーの親だと名乗りをあげ、なかにはルースターとリリーという悪巧みをしている人物もいて・・・。
はたして、アニーは本当の両親を探し出すことができるのでしょうか?
■脚本:トーマス・ミーハン
■作曲:チャールズ・ストラウス
■作詞:マーティン・チャーニン
■翻訳:平田 綾子
■演出:山田 和也
■音楽監督:小澤 時史
■振付・ステージング:広崎 うらん
■歌唱指導:青木 さおり
■美術:二村 周作
■照明:高見 和義
■音響:山本 浩一
■衣裳:朝月 真次郎
■ヘアメイク:川端 富生
■演出助手:小川 美也子 本藤 起久子
■舞台監督:西部 守
■主催・製作:日本テレビ放送網株式会社
■協賛:丸美屋食品工業株式会社
■公式サイト:https://www.ntv.co.jp/annie/
コメント